
こんにちわ、キューブ建築研究所です。「おうち時間」が増えた昨今、住まいに植物を取り入れる方が増えているようです。弊社の事務所にも観葉植物がいっぱい。事務所にある鉢の数は150以上!今回は、私たちの事務所に実際にある植物の中からサボテン「エルサム」の育て方などをご紹介いたします。
エルサムの育て方

原産:メキシコ サボテン科 マミラリア属 名称:エルサム 【置き場所】 春~秋は日当たり・風通しの良い場所を好みます。真夏の直射日光は避け、ある程度遮光するか半日陰などへ移動させましょう。冬は日当たりの良い室内で管理します。 【水やり】 育成期の春~秋は土が乾いたらたっぷりと、冬は月に一度たっぷりと与えます。
白い綿毛に覆われた、背の低いかわいいサボテンです。トゲは短いか、または無く、小さな花を群生させるように咲かせます。
サボテンを育てる時のポイント
水やり
サボテンのからだは95%以上が水分と言われています。つまり、サボテンは常にたくさんの水分を蓄えており、大きなサイズほど蓄えている水分量も多いので、水をあげる回数が少なくても大丈夫です。小さな個体のサボテンは蓄えられる水分量が少ないのでこまめに水をあげます。からだにシワが寄り始めると水不足のサインです。
置き場所
トゲを美しく保つには、よく日の当たる場所で管理しましょう。サボテンのトゲは遮光するために進化したもの。からだをトゲで覆うことで陰ができ、そこで涼む構造になっているのです。トゲが少なく、からだが露出しているサボテンは、真夏などには少し遮光してあげます。年間を通して日当たりの良い場所がおすすめです。
肥料
サボテンは成長スピードがゆっくりなので、即効性のある強い肥料は向きません。肥料焼けする恐れがあります。植えつけや植え替え時に長く効く緩効性の肥料を少量入れます。
サボテンの花
成長期にはたくさん日に当て、休眠期にはあえて断水して育てる。ほとんどのサボテンの休眠期は冬なので、この時期の水やりを控えます。砂漠のような場所では、雨の全く降らない時期には活動をやめ、雨期になると一気に水分を吸収して成長するサイクルがあるようで、このような自然環境に近い状況をつくってあげることが、きれいな花を咲かせるコツになってきます。
住まいの運気を上げる!サボテンの風水効果
風水とは中国から伝わった環境学で、住まいの「気の流れ」を良くして運気を上げる方法です。風水ではトゲのある植物は魔除け・邪気払いの効果があるとされています。しかし、置き場所によっては「悪い気」も「良い気」も跳ねのけてしまいますので、置き場所には注意が必要です。風水を気にせず室内にサボテンを飾りたい場合は、トゲなしサボテンを選ぶのがオススメです。
おすすめの置き場所・向かない置き場所

【おすすめの場所】 玄関の外、ベランダ、窓辺、トイレ
気の出入口である玄関や、ベランダ、窓辺にサボテンを置くと、家の中に悪い気が侵入するのを防いでくれます。しかし、玄関に置くときは「玄関のすぐ外」に置くのがオススメ。玄関の中に飾ると、悪い気も良い気も跳ねのけてしまいます。トイレは悪い気が溜まりやすいので、サボテンを置くことで悪い気を跳ねのけ金運アップに繋がります。トイレに窓がなかったり、日当たりが悪い場合は、定期的に日光浴をさせて、サボテンの健康状態にも気を付けます。
【向かない場所】 寝室、キッチン、洗面所、お風呂
1日の疲れを癒すための寝室や、金運・健康運に関わるキッチンには、なるべくトゲのある植物を置かないようにします。洗面所やお風呂などの湿気が多い水回りも観葉植物を育てるには向いていない場所です。
しかし、サボテン自体に元気がなければ意味がありませんので、トイレに設置する場合であっても、休日にはたっぷりと日光を当ててあげたり、サボテンの健康状態をしっかり見て、元気に育つことのできる環境でお世話してあげてくださいね。
暮らしに緑を取り入れるメリット

暮らしに緑を取り入れると、空間がおしゃれになるだけでなく、リラックス効果や空気清浄効果など、心身にも良い効果がたくさんあります。
■ 詳しくはこちらの記事 【緑のある暮らし】生活に観葉植物を取り入れるメリット6つ
今住んでいる家に後から植物を取り入れる方も多いかと思いますが、これから新しい住まいづくり・リフォームをお考えの方は、計画の段階から庭や室内に植物を取り入れることを想定して進めていくと、よりコンセプトに合った素敵な住まいが完成するかと思います。キューブ建築研究所では些細なことでも喜んでご相談をお伺いします。どうぞお気軽にお問合せくださいませ。