【誤食に注意】毒性のある観葉植物|ペットや子どもの誤食から守る植物の知識

身近な観葉植物の中にも毒を持つ品種があります。ペットや小さなお子さんが誤食しないよう注意したい観葉植物をご紹介いたします。

毒を持つ身近な園芸植物

公園の花壇などでよく見かける植物の中にも毒を持つ植物があります。

【毒を持つ身近な園芸植物】
・スイセン
・アジサイ
・スズラン
・イチョウ
・ヒガンバナ
・ハナミズキ
・シクラメン
・スイートピー
・チューリップ
▼ こちらの記事で詳しく解説
【ガーデニング】身近にある毒を持つ園芸植物|ペットや子どもの誤食から守る植物の知識

サトイモ科は有毒植物が多い

代表的な毒を持つ観葉植物のアンスリウム、スパティフィラム、ポトス、モンステラ、カラジウム等はすべてサトイモ科の植物です。

(1) ポトス (サトイモ科)

100均やホームセンターなどでもよく見かける、ポピュラーな観葉植物。空気清浄効果が高くエコプラントとしても人気の植物ですが、花、葉、球根など全草(植物全ての部分)が有毒な植物です。葉、茎の汁が皮膚に触れるとかぶれる可能性があります。

(2) アンスリウム (サトイモ科)

実は、お花のように見える赤い部分は「仏炎苞(ぶつえんほう)」という葉の一種。真ん中の棒のように伸びている部分が花です。葉や茎に毒があり、汁液が皮膚に触れるとかぶれる場合があります。

(3) スパティフィラム (サトイモ科)

化学物質を除去してくれるエコプラントであり、室内向けの植物として親しまれていますが、毒性が強いので注意が必要です。葉、茎、樹液に毒性があり、誤食すると口内の炎症、嘔吐する場合もあります。

(4) モンステラ (サトイモ科)

葉、茎に毒性があります。樹液が肌に触れるとかぶれる場合がありますので注意が必要です。誤食すると口腔内の炎症、中毒症状を引き起こす可能性があります。

(6) アイビー/セイヨウキヅタ

葉、茎に毒性があります。特に葉には強い毒性があり、誤食した場合、腹痛、嘔吐だけでなく、呼吸困難、痙攣など重症に陥る可能性もあり大変危険です。

(7) ゴムの木

「永久の幸せ」という花言葉から、お祝い等の贈り物としても喜ばれる観葉植物ですが、白い樹液にはゴムの原材料であるラテックスという成分が含まれており、肌に触れるとかぶれる場合があります。

購入の際には毒性の有無をチェック

この他にも毒を持つ観葉植物がありますので、観葉植物を購入する前に毒性の有無を確認することをおすすめします。


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