【自宅でお花見】鉢植えで桜(サクラ)は育てられる?|庭に植えてはいけない理由とは

こんにちわ、キューブ建築研究所です。弊社には観葉植物がいっぱい。事務所にある鉢の数は150以上!今年も玄関にある鉢植えの桜がきれいに咲きました。今回は、 桜 の育て方、庭に植えてはいけないと言われている理由などについてご紹介いたします。

桜(サクラ)とは

名称:桜(サクラ)
バラ科 サクラ亜科 サクラ属
桜全般的な花言葉:精神の美、優美な女性、純潔

桜の寿命は100年を超える種類もありますが、一般的には50~60年程度。桜の原産地はヒマラヤ地方、日本で桜を見るようになったのは平安時代以降と言われています。野生の桜は10種類、園芸品種は200種以上もあります。お花見などで親しまれ、日本文化に深い関わりのある植物ですが「庭に植えてはいけない」と言われているのは何故でしょうか。

「庭に植えてはいけない」と言われる理由

昔は、パッと咲いてパッと散る儚い姿から「縁起が悪い」とされていた桜ですが、「庭に植えてはいけない」と言われる理由には、お手入れや害虫など現実的な難しさがあるようです。

(1) 生長が早く、大木に育つ

桜は生長スピードが速く、根を横に広げて伸ばすため、家の基礎を壊す可能性があります。家の壁から数メートル離して植える必要があります。

(2) 花びら・落ち葉の清掃が大変

桜は落葉樹のため、秋にはすべての葉を落とします。春には桜の花びら、秋には落ち葉の掃除…木が大きくなれば落ち葉の量も増えます。花びらや落ち葉、折れ枝の処理でご近所トラブルを招く可能性も。

(3) 毛虫(害虫)が付きやすい

毛虫は桜の葉が好物のため、葉桜の時期に大量発生します。葉がたくさん密集していると毛虫もつきやすくなりますので、毛虫が付く前に剪定することが大切ですが、桜は剪定もなかなか大変なのです。

(4) 剪定が難しい

桜はデリケートな植物で、剪定に弱い、剪定が難しいと言われています。枝を切ると切り口がふさがりにくく、そこから雑菌に浸食されると枯れてしまう恐れがあります。

「鉢植え」で桜の育て方

庭に地植えは難しくても、鉢植えであれば、ベランダでも桜を楽しむことができます。

【置き場所】
屋外の風通しが良く、日当たりが良い場所

【水やり】
夏は、土が乾きかける前に水を与える
冬は、土が乾いたら控えめに水を与える

【肥料・土】
赤玉土7:腐葉土3
2年に1回程度植え替えを行う

【花を咲かせるまで】
3年以上、遅い場合は10年以上かかることもあります
【鉢植え向き・大きくなり過ぎない種類】
マメザクラ、十月桜、河津桜、旭山桜(一才桜)など

鉢植え以外にも、桜盆栽があります。鉢植えは樹木を鉢の植えたもので、盆栽は樹木を自然界の姿以上の美しさを表現していく芸術作品。苗木を購入するより値段が高くなるかもしれませんが、「桜盆栽」で検索すれば、ネットでも購入できる盆栽がたくさんあります。

暮らしに植物を取り入れるメリット

暮らしに植物を取り入れると、空間がおしゃれになるだけでなく、リラックス効果空気清浄効果など、心身にも良い効果がたくさんあります。

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【緑のある暮らし】生活に観葉植物を取り入れるメリット6つ

今住んでいる家に後から植物を取り入れる方も多いかと思いますが、これから新しい住まいづくり・リフォームをお考えの方は、計画の段階から庭や室内に植物を取り入れることを想定して進めていくと、よりコンセプトに合った素敵な住まいが完成するかと思います。キューブ建築研究所では些細なことでも喜んでご相談をお伺いします。どうぞお気軽にお問合せくださいませ。


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