【水まわりのリフォーム】以外と早い!キッチンの耐用年数はどれくらい?長持ちするキッチンの作り方とは?

食洗器だけ故障してしまった!などキッチンは何かと更新が早いものです。今回はキッチンの 耐用年数 と、長持ちするキッチンの作り方についてお話します。

キッチンの耐用年数

使用頻度にもよりますが【約10~20年】が過ぎたらリフォームを検討する時期といえます。キッチンだけ10年後に入れ替えたり、食洗器だけ故障したりと更新も早いものです。耐用年数を過ぎたキッチンの場合、下記のような不具合やトラブルが見られたら、リフォームを検討してみてください。

・蛇口やシンク下からの水漏れ
・排水に関するトラブル
 油が排水にこびりつくケースが多いようです(定期的な掃除が有効です)

他にも「見た目が古っぽいのが気になってきた」など、食洗器、コンロ、蛇口などは特に消耗品と割り切ってくださいね。キッチンを入れ替える際は、排水の位置も変わる場合があるのでそちらも注意が必要です。

「いいもの」を「長く使える」設計に

私たちはいつも「いいものを長く使おう」と設計の時に考えています。個人的な見解になりますが、国産メーカーは掃除がし辛い気がします。

長く使える設計 = メンテナンスが簡単であること = 掃除のしやすさ

という公式が私たちには成立しているので、必然的に国産メーカーから出しているシステムキッチン(※1)は使いません。

※1 システムキッチン・・・流し台・ガスコンロやIHコンロ・調理台・キッチン収納などがワークトップと呼ばれる天板で繋がっており、全てがひと続きになっているもの。

オーダーキッチンがおすすめの理由

ではどんなキッチンにするかというと、キッチン屋さんのオーダー品だったり、家具屋さんで作ってもらったり、コストが厳しい場合は大工さんに作ってもらったりしています。家具屋さんや大工さんに作ってもらうと、かゆいところにも手が届くし「あと2cm高かったら胡椒が入るのに…」というようなもどかしさもありません。設計には時間と知識と使う方とのコミュニケーションが必要です。

オーダーする楽しみは想像力を掻き立ててくれます。キッチンの天板はステンレスから人工大理石、天然の石と自由に選択することができます。併せて扉の材質や開き扉にするか、引出型にすかなど、日ごろの「こうだったら使い易い」を解決してくれます。是非とも検討してみてください。
(回答/キューブ建築研究所 橋本雅史)

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