【暮らしのヒント】掃除がしやすいお部屋づくりのアイデア5つ

今回は、キレイがキープできる、掃除がしやすいお部屋づくりのポイントをご紹介します。

(1) 動線を意識した家具配置

お部屋の動線には大きく分けて「生活動線」と「家事動線」の2種類があります。
「生活動線」とは、トイレ、食事、着替え、就寝など生活をする上での動きを線上に表したもの。
「家事動線」とは、料理、洗濯、掃除など、家事をするときの動きを線上に表したもの。

動線を短くまとめることができれば、無駄な動作が減り、使い勝手の良いお部屋になります。掃除がきらい、苦手な人の中には、掃除道具を出すことが億劫という人も多いようですが、これは収納場所が動線に合っていない可能性があます。よく使うコロコロやハタキなどのちょっとした掃除道具は、すぐ使える場所を定位置にすると便利です。

【POINT】「生活動線」「家事動線」を考えて家具を配置する
・ちょっとした掃除道具はすぐ使える場所を定位置にする
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(2) カーペット・ラグは毛足が短いものを選ぶ

毛足の長いカーペット(床全体に敷くもの)ラグ(足元など一部に敷くもの)は、触り心地やゴージャスな見た目が魅力的ですが、毛の奥にゴミが溜まりやすく、お掃除の難易度も高いです。なるべく毛足が短く、繊維の詰まったカーペットを選ぶとお掃除がラクになります。

【POINT】毛足が短く繊維の詰まったものを選ぶとお掃除がラク
・自宅で洗うなら、洗濯機で丸洗いできるものを選ぶ
・毛玉ができにくいカーペットにするなら、ナイロン素材を選ぶ

(3) 脚付き家具でお掃除をラクに

10cmほど脚の高さがある家具を選べば、フロアモップや掃除機のヘッドが入るので、お掃除がラクになります。また、ルンバなどお掃除ロボットが入り込める脚の高さ、乗り越えられる段差を考えて家具を選ぶのもいいですね。観葉植物には、キャスター付きの鉢皿にすれば移動もラクに行えます。

【POINT】
・フロアモップ、掃除機が入る高さのものを選ぶ
・お掃除ロボットが入れる高さのものを選ぶ
・観葉植物はキャスター付き鉢皿で移動をラクに

(4) 配線はケーブルボックスに収納

コード類は掃除機がけの邪魔になりますし、ホコリが積ると発火の恐れもあります。ケーブルボックスに収納してフタをすればホコリも防止でき、見た目もスッキリします。ケーブルボックスの中に配線を詰め込み過ぎると、熱がこもってしまい故障・発火の原因になりますので、難燃性素材のもの・通気性の良いもの・排熱がきちんとできるものを選びましょう。

【POINT】
・ケーブルボックスは難燃性素材・通気性の良いものを選ぶ

(5) 飾り棚は屋根付き

スチールラックなど、屋根・扉のないオープン棚は、あっという間にホコリだらけになります。趣味の小物などインテリアを飾るのは、自分らしいお部屋づくりの醍醐味ですが、掃除の観点からは、オープン棚よりボックス型の収納など、屋根付き棚がお手入れもラクです。

【POINT】
・オープン棚はホコリが積りやすいため、屋根付き棚がオススメ

理想のお家を建てるなら

これから新しい住まいづくり・リフォームをお考えの方は、計画の段階から「掃除がしやすい家・家事動線の良い家を建てたい」など「こんな暮らしがしたい」を明確にして進めると、よりコンセプトに合った理想の住まいが完成するかと思います。キューブ建築研究所では住宅、店舗、リフォーム、リノベーション、些細なことでも喜んでご相談をお伺いします。どうぞお気軽にお問合せくださいませ。


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