
今回は、キレイがキープできる、掃除がしやすいお部屋づくりのポイントをご紹介します。
もくじ
(1) 動線を意識した家具配置
お部屋の動線には大きく分けて「生活動線」と「家事動線」の2種類があります。
「生活動線」とは、トイレ、食事、着替え、就寝など生活をする上での動きを線上に表したもの。
「家事動線」とは、料理、洗濯、掃除など、家事をするときの動きを線上に表したもの。
動線を短くまとめることができれば、無駄な動作が減り、使い勝手の良いお部屋になります。掃除がきらい、苦手な人の中には、掃除道具を出すことが億劫という人も多いようですが、これは収納場所が動線に合っていない可能性があます。よく使うコロコロやハタキなどのちょっとした掃除道具は、すぐ使える場所を定位置にすると便利です。
【POINT】 ・「生活動線」「家事動線」を考えて家具を配置する ・ちょっとした掃除道具はすぐ使える場所を定位置にする
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(2) カーペット・ラグは毛足が短いものを選ぶ
毛足の長いカーペット(床全体に敷くもの)やラグ(足元など一部に敷くもの)は、触り心地やゴージャスな見た目が魅力的ですが、毛の奥にゴミが溜まりやすく、お掃除の難易度も高いです。なるべく毛足が短く、繊維の詰まったカーペットを選ぶとお掃除がラクになります。
【POINT】 ・毛足が短く、繊維の詰まったものを選ぶとお掃除がラク ・自宅で洗うなら、洗濯機で丸洗いできるものを選ぶ ・毛玉ができにくいカーペットにするなら、ナイロン素材を選ぶ
(3) 脚付き家具でお掃除をラクに
10cmほど脚の高さがある家具を選べば、フロアモップや掃除機のヘッドが入るので、お掃除がラクになります。また、ルンバなどお掃除ロボットが入り込める脚の高さ、乗り越えられる段差を考えて家具を選ぶのもいいですね。観葉植物には、キャスター付きの鉢皿にすれば移動もラクに行えます。
【POINT】 ・フロアモップ、掃除機が入る高さのものを選ぶ ・お掃除ロボットが入れる高さのものを選ぶ ・観葉植物はキャスター付き鉢皿で移動をラクに
(4) 配線はケーブルボックスに収納
コード類は掃除機がけの邪魔になりますし、ホコリが積ると発火の恐れもあります。ケーブルボックスに収納してフタをすればホコリも防止でき、見た目もスッキリします。ケーブルボックスの中に配線を詰め込み過ぎると、熱がこもってしまい故障・発火の原因になりますので、難燃性素材のもの・通気性の良いもの・排熱がきちんとできるものを選びましょう。
【POINT】 ・ケーブルボックスは難燃性素材・通気性の良いものを選ぶ
(5) 飾り棚は屋根付き
スチールラックなど、屋根・扉のないオープン棚は、あっという間にホコリだらけになります。趣味の小物などインテリアを飾るのは、自分らしいお部屋づくりの醍醐味ですが、掃除の観点からは、オープン棚よりボックス型の収納など、屋根付き棚がお手入れもラクです。
【POINT】 ・オープン棚はホコリが積りやすいため、屋根付き棚がオススメ
理想のお家を建てるなら

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