
カーテンなどで窓まわりを装飾、演出することを、ウィンドウトリートメントと呼びます。今回は、カーテンの種類・選び方についてご紹介します。
ウィンドウトリートメントとは?

カーテンなどで窓まわりを装飾、演出することを、ウィンドウトリートメントと呼びます。また、カーテンやブラインドなどの製品の総称として使われることもあります。ウィンドウトリートメントは大きく分けて、カーテン・シェード・スクリーン・ブラインドの4種類があります。
ウィンドウトリートメントは装飾だけでなく、遮光、遮音、防音、プライバシーの保護など機能性も考え、自分の生活に合ったものを選びましょう。
【POINT】 ・ウィンドウトリートメントは装飾効果だけでなく、機能性も考えて選ぶ
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(1) ドレープカーテン

一般的によく目にする、ヒダ(ドレープ・波うつような生地の形)のあるカーテンのことを「ドレープカーテン(厚手カーテン)」と呼びます。ドレープカーテンとレースカーテンの違いは「生地の厚さ」です。ドレープカーテンは厚手の生地で作られることに対して、レースカーテンは薄い生地で作られます。
【メリット】 ・厚手の生地なので、外からの熱を遮る遮熱効果が期待できる ・洗いやすく、お手入れが簡単 【デメリット】 ・カーテンを開けた場合、窓の両端に生地がまとまるので、窓が狭く感じたり、部屋全体が狭く感じる場合がある
(2) シェード

シェード(ローマンシェード)は、コードを操作し上下に昇降させ、生地を折りたたみながら開閉するタイプのカーテンのこと。ドレープ(ヒダ)を形成するカーテンと違い、シェードは生地を降ろすとフラットになるので、すっきりとした印象の窓辺になります。高さ調整が可能なので、直射日光を遮りながら光を取り入れることができます。
【メリット】 ・生地がフラットになるため、柄や素材を活かせる ・生地がフラットになるため、スッキリとしたお部屋の印象に ・日よけ、目隠しの高さ調整ができる 【デメリット】 ・掃き出し窓(リビングからバルコニーにつながる大きな窓)など、大きい窓には向かない
(3) スクリーン

スクリーンもシェードと同様、上下に昇降させるタイプのカーテンのこと。スクリーンとシェードの違いは、シェードは生地を折りたたみながらカーテンを上げるのに対し、スクリーンは生地を巻きながらカーテンを上げます。
【メリット】 ・生地がフラットになるため、柄や素材を活かせる ・シェードカーテンより更にコンパクトに収まるため、スッキリとしたお部屋の印象に ・日よけ、目隠しの高さ調整ができる 【デメリット】 ・掃き出し窓(リビングからバルコニーにつながる大きな窓)など、大きい窓には向かない
(4) ブラインド

スラット(羽根)と呼ばれる薄い板を連ねて、コードで角度を調整したり、昇降するカーテンのこと。スラットを動かすことで、光の入り方を調節することができます。 カーテンと比べ通気性に優れています。
【メリット】 ・アルミ製のスラット(羽根)なら水に強く、軽い ・スラット(羽根)を動かすことで、好きな明るさに調光できる ・スラット(羽根)の隙間から風を通せる 【デメリット】 ・風にあおられスラットがカタカタ鳴ることも ・掃き出し窓(リビングからバルコニーにつながる大きな窓)など、大きい窓には向かない
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