【お風呂掃除】浴室シャワーヘッドお掃除方法|耐用年数は?|交換時期チェック

お風呂はカビ、ぬめり、水垢…汚れが付きやすい場所です。カビが好む三大条件「温度・湿度・栄養源(皮脂、髪の毛、石鹸カス)」が揃いやすく、一度発生するとあっという間に広がります。今回は、シャワーヘッドの掃除方法についてご紹介いたします。

用意するもの

(1) 洗面器 or バケツ

シャワーヘッドを浸け置きする時に使用します。

(2) クエン酸 or 酢

水道水による水垢はアルカリ性のため、酸性の力で汚れを落とします。

(3) 歯ブラシ、爪楊枝など

シャワーヘッドの目詰まりの汚れを取り除くために使います。古歯ブラシで取り切れない目詰まりがある場合は、爪楊枝があると便利です。

(4) キッチンペーパー、ラップなど

しつこい汚れにはキッチンペーパーやラップを上からかけ、数分置きます。

(5) 重 曹

クエン酸・酢で落ちない酸性の汚れ(皮脂など)がある場合は、アルカリ性の力で汚れを落とします。

穴のまわりの水垢は「クエン酸」

シャワーヘッドの穴のまわりの白い汚れ水垢です。水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分がこびりついたアルカリ性の汚れです。

【お掃除方法】
(1) 洗面器にお湯+クエン酸 →【1時間 ~ 一晩】浸け置きする
(クエン酸大さじ1:40℃程度のお湯1.2L)

(2) 歯ブラシ等でこする

もしクエン酸で落ちない汚れがある場合は、酸性の汚れ(皮脂など)である可能性が高いです。その場合は重曹アルカリ性の洗剤を使用すれば汚れを落とすことができます。

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ホースのぬめりには「重曹」

シャワーホースに付いた水分は、ぬめり、黒カビの原因になります。上記の項目で使用したクエン酸水でスポンジ洗い&乾拭きをします。

【使い方】クエン酸水でスポンジ洗い&乾拭き
● ぬめりがひどい場合は重曹スプレー(重曹小さじ2:水200ml)で拭き取るのもオススメ

経年劣化かも?交換時期チェック

シャワーヘッドの耐用年数は約8~10年程。こまめにシャワーヘッドを取り外して掃除をしていない場合は、約5年程で劣化が見え始めるケースもあります。長年使用していると、汚れだけでなく経年劣化も発生します。症状に合ったお手入れをしてあげましょう。

Check1. 水が漏れる
・水栓の接続部が緩んでいる可能性
・シャワーヘッド本体の劣化の可能性

緩んでいる場合は締め直します。パッキンやヘッドの部品の劣化の場合は、ホームセンター等で購入し交換しましょう。
Check2. 水圧が弱い、勢いよく出ない
・蛇口のネジの緩みの可能性
・シャワー管に穴が開いている等、漏水の可能性
・ヘッドの水垢による目詰まりの可能性
・ストレーナー(蛇口についている異物を除去するフィルターのような部品)の目詰まりの可能性

水垢による目詰まりの場合は、クエン酸水に浸け置きした後に爪楊枝、歯ブラシで目を通し、水の通りを復活させる。
Check3. 水がおかしな方向に飛ぶ
・水垢やサビなどで目詰まりしている可能性

取扱説明書に従って分解し、クエン酸水に浸け置き後、歯ブラシで磨く。

シャワーヘッドの汚れ予防のコツ

毎回シャワーヘッドを分解して掃除するのは大変です。大掛かりな掃除を減らすために、日頃から水垢やカビが付着しないよう予防することが大切です。

● シャワーヘッドを振り、ノズルに溜まった水をよく切る (水垢予防)
● お風呂の後は換気を行い、乾燥させる (カビ予防)

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